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鉄鋼業界 高炉メーカの業績について調べてみた ~日新製鋼~

はじめに

今回は日新製鋼の業績について調べました。日新製鋼は国内第4位の高炉メーカです(2015年時点)。同社は2017年の2月を目処に新日鉄住金によって買収され、子会社になる計画となっています。

それでは日新製鋼についてみていきましょう。

以下は目次です。

 

日新製鋼の事業

日新製鋼の事業は「鉄鋼」の単一セグメントです。
鉄鋼事業の事業内容を日新製鋼の第4期有価証券報告書より以下の表にまとめました。

セグメント 主要品目・事業内容
鉄鋼 鉄鋼製品全般、ステンレス鋼、表面処理製品

 

日新製鋼の業績の推移

売上高と営業利益の推移

以下のグラフに売上高の推移と営業利益率の推移を示します。

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日新製鋼の有価証券報告書より


売上高は2010年に落ち込み、その後回復したものの元の水準にはおよばず緩やかな減少傾向にあります。
営業利益率は2008年から2009年にかけて急激に低下し、それ以降持ち直したものの以前の水準までは回復できておらず低迷が続いています。


以下のグラフに営業利益の推移を示します。

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日新製鋼の有価証券報告書より


2007年~2008年には高い営業利益をあげることが出来ていますが、それ以降は低迷が続いています。


売上と営業利益について以下のことが分かりました。

  • 売上高は緩やかな減少傾向にある
  • 2007~2008年は高い営業利益をあげることができていたが、それ以降は業績が低迷している

総資産の推移

以下のグラフに総資産・自己資本比率・総資産営業利益率の推移をしめします。

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日新製鋼の有価証券報告書より


総資産額は緩やかな減少傾向にあります。総資産が減っていますが、営業利益がそれ以上に減っているため総資産営業利益率は低下しています。さらに、自己資本比率も減少傾向にあり、2016年3月期では30%となっています。

資産について以下のことが分かりました。

  • 総資産額は緩やかに減少している
  • 総資産額は減っているが、営業利益はそれ以上に減っているために総資産営業利益率は低下している
  • 自己資本比率は減少傾向で、2016年3月期は30%であった

海外売上の推移

以下のグラフに地域別の売上シェアおよび売上高の推移を示します。


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日新製鋼の有価証券報告書より

  • 注意
    • 2007-3の北米とその他をその他と計上
    • 数値はセグメント間のやりとりを消去後の値


海外売上の割合は全体を通して大きな変動はなく、おおよそ20%程度で推移しています(2016年3月期は20%)。海外売上は「東アジア」「北米」「その他」がありますが、それぞれほぼ横ばいで推移しています。


海外の売上について以下のことが分かりました。

  • 海外売上の割合は20%でほぼ変化が無い
  • 海外売上には「東アジア」「北米」「その他」があるが、それぞれほぼ横ばいで推移している

おわりに

今回日新製鋼について調査して以下のことが分かりました。

  • 売上高は緩やかな減少傾向にある
  • 2007~2008年は高い営業利益をあげることができていたが、それ以降は業績が低迷している
  • 総資産額は緩やかに減少している
  • 総資産営業利益率は低下している
  • 自己資本比率は減少傾向で、2016年3月期は30%であった
  • 海外売上の割合は20%でほぼ変化が無い
  • 海外売上には「東アジア」「北米」「その他」があるが、それぞれほぼ横ばいで推移している

今回はここまでです。