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富士重工業の業績について調べてみた

富士重工業の事業

富士重工は「自動車」「航空宇宙」「産業機器」事業を営んでいます。

各事業が売上に占める割合を以下の図に示します。

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富士重工業の有価証券報告書より


売上のうち約95%が自動車事業によるものとなっており、航空宇宙事業、産業機器事業の売上は僅かです。


各事業の内容を富士重工業の有価証券報告書より以下の表にまとめました。

セグメント 主要品目・事業内容
自動車 軽自動車、小型自動車、普通自動車並びにその部品の製造、販売及び修理
航空宇宙 航空機、宇宙関連機器ならびにその部品の製造、販売及び修理
産業機器事業 発動機及び発動機搭載機器、農業機械、林業機械、建設機械その他各種機械器具並びにその部品の製造、販売及び修理

富士重工業の業績の推移

売上高と営業利益の推移

以下のグラフに売上高の推移と営業利益率の推移を示します。

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富士重工業の有価証券報告書より


以下のグラフに営業利益の推移を示します。

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富士重工業の有価証券報告書より


売上・営業利益・営業利益率ともに上昇しています。特に営業利益率は2016-3の時点で15%を越え、非常に高くなっています。

富士重工業は売上の殆どが自動車事業によるものなので、自動車事業が好調なのでしょう。


総資産の推移

以下のグラフに総資産・自己資本比率・総資産営業利益率の推移をしめします。

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富士重工業の有価証券報告書より


2012-3以降、総資産・自己資本比率・総資産営業利益率が急激に上昇しています。



セグメント別の業績

以下はセグメント別の売上と利益率の推移を示すグラフと、セグメントごとの売上および利益率の平均値を示すグラフである。


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富士重工業の有価証券報告書より

  • 注意
    • 数値はセグメント間のやりとりを消去前の値
    • セグメント情報に「その他」が現れなくなったため「その他」は記載していない

自動車事業の売上・利益率がもっとも高くなっています。



以下のグラフにセグメント別の利益および全体に占める割合の推移を示します。

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富士重工業の有価証券報告書より

  • 注意
    • 数値はセグメント間のやりとりを消去前の値
    • セグメント情報に「その他」が現れなくなったため「その他」は記載していない


自動車事業が富士重工の利益のほとんどを稼いでいます。


海外売上の推移

以下のグラフに地域別の売上シェアおよび売上高の推移を示します。

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富士重工業の有価証券報告書より

  • 注意
    • 数値はセグメント間のやりとりを消去後の値


北米の売上が大きく上昇しています。一方で、国内の売上は余り変化がありません。海外売上比率は2014-3以降に上昇しており、2016-3の値は81%となっています。

また、北米での売上が占める割合が大きいです。

おわりに

今回富士重工業について調査して以下のことが分かりました。

  • 2014-3以降、売上・営業利益・営業利益率ともに上昇している。
  • 富士重工の売上・利益の大半は自動車事業が稼ぎ出している。
  • 海外売上比率は高く、2016-3は81%であった。
  • 北米売上の上昇が顕著で、売上に占める割合も北米がもっとも高い。

今回はここまでです。