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ダイキン工業の業績について調べてみた

ダイキン工業の事業

ダイキン工業は「空調・冷凍機」「化学」の2つの事業を営んでいます。

各事業が売上に占める割合を以下の図に示します。

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ダイキン工業の有価証券報告書より


「空調・冷凍機」の売上が全体の9割以上を占めています。


各事業の内容をダイキン工業の有価証券報告書より以下の表にまとめました。

セグメント 主要品目・事業内容
空調・冷凍機 住宅用機器(ルームエアコン、空気清浄機、CO2ヒートポンプ式給湯機、遠赤外線暖房機、ヒートポンプ式温水床暖房)、業務用機器(パッケージエアコン、スポットエアコン、ウォーターチリングユニット、ターボ冷凍機、スクリュー冷凍機、ファンコイルユニット、エアハンドリングユニット、低温用エアコン、空気清浄機、全熱交換器、換気扇、脱臭機、遠赤外線暖房機、フリーザー、アンモニアブラインチリングユニット、エアフィルター、工業用集塵装置、ルーフトップ)、舶用機器(海上コンテナ冷凍装置、舶用エアコン、舶用冷凍機)
化学 フルオロカーボンガス(冷媒)、フッ素樹脂(四フッ化エチレン樹脂、溶融タイプ樹脂、フッ素ゴム、フッ素塗料、フッ素コーティング剤)、化成品(半導体用エッチング剤、撥水撥油剤、離型剤、界面活性剤、フッ化カーボン、フッ素オイル、医農薬中間体)、化工機(溶剤脱臭装置、ドライエア供給装置)

ダイキン工業の業績の推移

売上高と営業利益の推移

以下のグラフに売上高の推移と営業利益率の推移を示します。

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ダイキン工業の有価証券報告書より


以下のグラフに営業利益の推移を示します。

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ダイキン工業の有価証券報告書より


売上は増加しています。また、営業利益が低迷した時期がありましたが、この10年間全体でみると増加しています。営業利益率も低迷した時期がありましたが、2016-3には10%を越える水準まで回復しています。

営業利益・営業利益率をみるとダイキン工業は景気循環の影響を受けている事がわかります。

営業利益率の平均値は7.76%で、やや高めの値となっています。


総資産の推移

以下のグラフに総資産・自己資本比率・総資産営業利益率の推移をしめします。

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ダイキン工業の有価証券報告書より


総資産は2013-3~2016-3にかけて大幅に増加しています。

自己資本比率はほぼ増減がなく、2016-3は45%となっています。



セグメント別の業績

以下はセグメント別の売上と利益率の推移を示すグラフと、セグメントごとの売上および利益率の平均値を示すグラフである。


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ダイキン工業の有価証券報告書より

  • 注意
    • 数値はセグメント間のやりとりを消去前の値
    • 「その他」はセグメント情報に現れなくなったので記載していない


全体の売上のうち「空調・冷凍機」事業の売上が大部分を占めています。また、「空調・冷凍機」事業の売上が2014-3以降に大幅に増加していますが、「化学」事業は殆ど増減がありません。

利益率については「空調・冷凍機」事業も「化学」事業も大差がありません。


以下のグラフにセグメント別の利益および全体に占める割合の推移を示します。

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ダイキン工業の有価証券報告書より

  • 注意
    • 数値はセグメント間のやりとりを消去前の値
    • 「その他」はセグメント情報に現れなくなったので記載していない


「空調・冷凍機」事業が利益の大半を稼いでいます。


海外売上の推移

以下のグラフに地域別の売上シェアおよび売上高の推移を示します。

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ダイキン工業の有価証券報告書より

  • 注意
    • 数値はセグメント間のやりとりを消去後の値
    • 2011-3~2012-3の「米州」を「米国」と記載
    • 2007-3~2010-3の「ヨーロッパ」を「欧州」と記載


海外売上比率は増加傾向にあり、2016-3は75%となっています。国内売上は横ばいですが、米国および中国(特に米国)の売上が大きく増えています。


おわりに

今回ダイキン工業について調査して以下のことが分かりました。

  • 売上と営業利益が成長している
  • 利益率の平均値は約8%とやや高い値となっている
  • ダイキン工業の業績は景気循環の影響を受ける
  • 「空調・冷凍機」事業が利益の大半を稼いでいる
  • 海外売上比率は増加しており、2016-3は75%であった。
  • 特に米国の売上が増加している


今回はここまでです。