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ゼンショーホールディングスの業績について調べてみた

ゼンショーホールディングスの事業

ゼンショーホールディングスは「外食」「小売」の2つの事業を営んでいます。


各事業が売上に占める割合を以下の図に示します。

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ゼンショーホールディングスの有価証券報告書より



「外食」事業の売上が全体の売上のほとんどを占めています。



各事業の内容をゼンショーホールディングスの有価証券報告書より以下の表にまとめました。

セグメント 主要品目・事業内容
外食 牛丼(牛丼チェーンの「すき家」)、レストラン(ココス、ビッグボーイ、ヴィクトリアステーション、ジョリーパスタ、華屋与兵衛)、ファストフード(はま寿司、久兵衛屋、瀬戸うどん、伝丸)、その他(冷凍ピッツァ等の販売、醤油および調味料の製造・販売、店舗設備・メンテナンス、食材の仕入・販売、食材の全国配送、消耗品・備品の販売)
小売 スーパーマーケット(株式会社マルヤ、株式会社マルエイおよび株式会社尾張屋)、青果の販売


 


「外食」事業の売上の内訳を以下のグラフに示します。

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ゼンショーホールディングスの有価証券報告書より


牛丼、レストラン、ファーストフードでほぼ3分しているのが分かります。
牛丼の割合が思ったよりも少ないです。意外です。


ゼンショーホールディングスの業績の推移

売上高と営業利益の推移

以下のグラフに売上高の推移と営業利益率の推移を示します。

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ゼンショーホールディングスの有価証券報告書より


以下のグラフに営業利益の推移を示します。

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ゼンショーホールディングスの有価証券報告書より


売上は大きく増加しています。営業利益は横ばいか、やや減少しており、営業利益率は年々下がっています。営業利益率は平均3.6%とやや低い値となっています。


総資産の推移

以下のグラフに総資産・自己資本比率・総資産営業利益率の推移をしめします。

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ゼンショーホールディングスの有価証券報告書より


総資産は増加しています。また、自己資本比率も上昇しています。しかし、自己資本比率は低く、2016-3は22%です。


セグメント別の業績

以下はセグメント別の売上と利益率の推移を示すグラフと、セグメントごとの売上および利益率の平均値を示すグラフである。


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ゼンショーホールディングスの有価証券報告書より

  • 注意
    • 数値はセグメント間のやりとりを消去前の値
    • 2007-3~2014-3は単一セグメントであったため、ゼンショーホールディングスの売上、営業利益を「外食」事業の値として使用した

売上のほとんどが「外食」事業によるものとなっています。「小売」事業は売上も小さく、また、利益率も「外食」事業と比べて低くなっています。



以下のグラフにセグメント別の利益および全体に占める割合の推移を示します。

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ゼンショーホールディングスの有価証券報告書より

  • 注意
    • 数値はセグメント間のやりとりを消去前の値
    • セグメント情報の中で事業区分が大きく変更されているため、2015-3~2016-3の情報のみを記載している

利益のほぼすべてが「外食」事業によるものです。


海外売上の推移

有価証券報告書に海外売上について記載されていない。
(国内の売上が90%以上であるため省略されている)


おわりに

今回ゼンショーホールディングスについて調査して以下のことが分かりました。

  • 売上は増加している
  • 営業利益はほぼ変わらず
  • 利益率は減少している
  • 営業利益率は平均3.6%とやや低い
  • 利益のほぼすべてが「外食」事業によるものである
  • 自己資本比率は20%程度で低い
  • 国内売上が全体の9割を越えており、海外売上比率は低い


売上は増えているのですが、利益が全然増えていません。
競争が激しく、消耗しているからなのでしょうか。
営業利益率はどんどん低下しているし、自己資本比率も低いので、正直なところ、投資先として魅力を感じません。


今回はここまでです。