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ササクラの業績について調べてみた

ササクラの事業

ササクラは「船舶用機器」「陸上用機器」「水処理装置」「消音冷熱装置」の4つの事業を営んでいます。

各事業が売上に占める割合を以下の図に示します。

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ササクラの有価証券報告書より



各事業の内容をササクラの有価証券報告書より以下の表にまとめました。

セグメント 主要品目・事業内容
船舶用機器 船舶用海水淡水化装置、熱交換器、汚水処理装置、油水分離器、LNG船用超低温バタフライ弁等の製造販売
陸上用機器 空冷式熱交換器、超低温バタフライ弁(陸上用)、ヒートパイプ式冷却ロール等の製造販売
水処理装置 陸上用海水淡水化装置、逆浸透水処理装置、蒸発濃縮装置等の製造販売
消音冷熱装置 騒音防止装置、氷蓄熱システム用機器、水冷媒放射空調システム等の製造販売

ササクラの業績の推移

売上高と営業利益の推移

以下のグラフに売上高の推移と営業利益率の推移を示します。

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ササクラの有価証券報告書より


以下のグラフに営業利益の推移を示します。

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ササクラの有価証券報告書より


売上、営業利益、営業利益率ともに減少しています。

営業利益率の平均は3%と低いです。

総資産の推移

以下のグラフに総資産・自己資本比率・総資産営業利益率の推移をしめします。

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ササクラの有価証券報告書より


総資産は若干減少しています。

一方で、自己資本比率は増加しています。
自己資本比率は非常に高く、2016-3の自己資本比率は83%程度です。

セグメント別の業績

以下はセグメント別の売上と利益率の推移を示すグラフと、セグメントごとの売上および利益率の平均値を示すグラフである。


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ササクラの有価証券報告書より

  • 注意
    • 数値はセグメント間のやりとりを消去前の値
    • 2007-3~2010-3の「消音冷熱装置他」を「消音冷熱装置」と記載


以下のグラフにセグメント別の利益および全体に占める割合の推移を示します。

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ササクラの有価証券報告書より

  • 注意
    • 数値はセグメント間のやりとりを消去前の値
    • 2007-3~2010-3の「消音冷熱装置他」を「消音冷熱装置」と記載

安定して稼げているのは「船舶用機器」事業のみで他の事業は軒並み苦戦しています。


海外売上の推移

以下のグラフに地域別の売上シェアおよび売上高の推移を示します。

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ササクラの有価証券報告書より

  • 注意
    • 数値はセグメント間のやりとりを消去後の値
    • 2012-3の「中東」と「サウジアラビア」を「中東」と記載
    • 2013-3~2014-3の「アジア」と「インドネシア」を「アジア」と記載
    • 2015-3~2016-3の「中東」と「サウジアラビア」を「中東」と記載

国内の売上は減少しており、海外売上比率は増加しています。
2016-3の海外売上比率は34%でした。


おわりに

今回ササクラについて調査して以下のことが分かりました。

  • 売上・営業利益・営業利益率が減少している
  • 総資産は減少している
  • 自己資本比率は増加している
  • 自己資本比率は非常に高く、2016-3の自己資本比率は83%程度であった
  • 安定して稼げているのは「船舶用機器」事業のみ
  • 国内の売上は減少しており、海外売上比率は増加している
  • 2016-3の海外売上比率は34%であった


ササクラは成長できておらず投資に値しません。


今回はここまでです。