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タクマの業績について調べてみた

タクマの事業

タクマは「環境・エネルギー(国内)」「環境・エネルギー(海外)」「民生熱エネルギー」「設備・システム」の4つの事業を営んでいます。

各事業が売上に占める割合を以下の図に示します。

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タクマの有価証券報告書より



各事業の内容をタクマの有価証券報告書より以下の表にまとめました。

セグメント 主要品目・事業内容
環境・エネルギー(国内) 一般廃棄物処理プラント、産業廃棄物処理プラント、資源回収プラント、下水処理プラント、汚泥焼却プラント、バイオマス発電プラント、ガスタービンコージェネレーションシステム、廃棄物処理、電力小売
環境・エネルギー(海外) バイオマス発電プラント、廃棄物発電プラント
民生熱エネルギー 小型貫流ボイラ、真空式温水機
設備・システム 建築設備、半導体産業用設備、クリーンシステム

タクマの業績の推移

売上高と営業利益の推移

以下のグラフに売上高の推移と営業利益率の推移を示します。

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タクマの有価証券報告書より


以下のグラフに営業利益の推移を示します。

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タクマの有価証券報告書より


売上は若干増加しています。
営業利益、営業利益率は増加しています。

営業利益率の平均は2.5%と低いです。

総資産の推移

以下のグラフに総資産・自己資本比率・総資産営業利益率の推移をしめします。

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タクマの有価証券報告書より


総資産、自己資本比率は横ばいです。
2016-3の自己資本比率は44%です。

セグメント別の業績

以下はセグメント別の売上と利益率の推移を示すグラフと、セグメントごとの売上および利益率の平均値を示すグラフである。


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タクマの有価証券報告書より

  • 注意
    • 数値はセグメント間のやりとりを消去前の値
    • 「その他」はセグメント情報に現れなくなったので記載していない

以下のグラフにセグメント別の利益および全体に占める割合の推移を示します。

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タクマの有価証券報告書より

  • 注意
    • 数値はセグメント間のやりとりを消去前の値
    • 「その他」はセグメント情報に現れなくなったので記載していない


「環境・エネルギー(国内)」事業の売上と利益が成長しているのが分かります。

一方、「環境・エネルギー(国内)」の売上が減少するのに伴って利益が改善されています。不採算な事業を縮小していったのだと思います。

利益の大半を「環境・エネルギー(国内)」事業が稼ぎだしています。



海外売上の推移

有価証券報告書に海外売上について記載されていない。
(国内の売上が90%以上であるため省略されている)


おわりに

今回タクマについて調査して以下のことが分かりました。

  • 売上・営業利益・営業利益率が増加している
  • 営業利益率の平均値は2.5%と低い水準である
  • 総資産と自己資本比率は横ばい
  • 2016-3の自己資本比率は44%であった
  • 「環境・エネルギー(国内)」事業の売上と利益が成長している
  • 利益の大半を「環境・エネルギー(国内)」事業が稼ぎだしている
  • 海外売上比率は10%未満である


タクマの「環境・エネルギー(国内)」事業が成長しています。また、2016-3の売上のうち同事業が占める割合は78%と高くなっています。タクマの業績については「環境・エネルギー(国内)」事業のみを考えれば良いでしょう。

「環境・エネルギー(国内)」事業の売上と利益は10年間右肩上がりで非常に有望です。2016-3の利益率は8.9%と高くなっています。

タクマは「環境・エネルギー(国内)」事業の成長が今後も続くのであれば投資したい会社です。


今回はここまでです。