株式調査記録

主に日本の株式の調査結果をまとめています

アクアライン 2020年2月期3Q決算発表(2020/1/14)

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サマリー

2020年1月14日にアクアラインは通期業績予想の修正および2020年2月期3Q決算を発表しました。

  • 通期業績予想を大幅に下方修正(売上・利益ともに)
  • 3Qは売上減少・広告宣伝費の負担が大きく赤字

業績予想の修正

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IR資料よりグラフを作成

  • 売上下方修正-10.2%、営業利益下方修正-99.2%
  • 広告によって売上増加を見込んでいたが想定よりも売上が少なかった
  • 広告費負担を売上増加によって吸収しきれず減益

3Q決算発表

ポイントは以下の通り(決算発表資料より)。

  • 水回り緊急サービスの売上は前年同期と同等
  • 販売手数料が減少しており、全体の需要が縮小した可能性
  • 広告宣伝費負担が増加し営業赤字
  • 2Qの発表では2019年度のサービススタッフ数は+65名の計画だったが3Qでは+0名

コメント

売上予想は下方修正されていますが、同社の売上は前年同期と同等であり、売上が後退しているわけではありません。水回り緊急サービスの業界全体の需要が縮小(推測だが)しており、広告を強化したのにも関わらず思ったよりも売上が振るわず、営業赤字となったということです。

提携先からの紹介による売上は手数料を取られるため独自の販売チャネル強化が収益性向上に直結します。したがって同社が広告宣伝費に資金を投下するのは合理的であり、問題視はしていません。しかし、広告に金をかけるなら独自の販売チャネルからの売上がどの程度あるかについて投資家にきちんと公開してほしいところです。

2Q発表では2019年に65名のサービススタッフを採用する予定でしたが、今回の発表では0名となっています。売上増加が思わしくないため採用を見送ったのか、採用活動がうまくいっていないのかのどちらかですが、個人的には急激なスタッフ増加に不安を覚えていたので保守的な計画となり安心しています(来期は49名の採用予定)。

本決算の業績についてですが、まだ下振れリスクがあると考えています。

  • 今年も暖冬である
  • おそらく水回り緊急サービスの業界全体の需要が縮小している


今回はここまでです。