株式調査記録

主に日本の株式の調査結果をまとめています

私の投資手法および方針について

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私の投資手法はバリュー投資に近いです。バリュー投資は株の価値を算出して、その価値よりも低い株価で株を購入するといった手法です*1


しかし、私には株の価値がいくらかということについてはかなり幅を持たせた値しかわかりません。例えば、株の価値は一株あたり300円~1200円で、株価が1000円ならやや強気の価格だが300円ならいくら何でも安すぎるといったようにです。こんなにも幅を持たせていたら投資なんかできないのではないかと思われるかもしれません。しかし、私はわからないならわからないなりに戦略を立てて勝負することにしています。


私は株の価値を算出するためにPERを用いています。会社の事業内容や破綻リスクを勘案し、この程度のPERが妥当だろうなと決めています。しかし、株の妥当なPERをそこまで正確に求めることはできません。「15倍が妥当だ」ではなく、「10倍から20倍が妥当だ」というようにかなり幅を持たせた範囲でしかわかりません。また、PERを使うからにはESPを求める必要があります。やはり、私には正確なESPを算出することはできません。これも幅を持たせてここら辺が妥当だろうなと求めています。


おおよそですが、わたしは次のように投資判断を下しています。


竹本容器は2020年4月1日時点で、602円の株価をつけています。予想ESPは87.8円であり、予想PERは6.9倍です。私は同社の事業をPER10倍もしくはPER20倍の事業だと評価しています。また、同社の実力値としてのESPは50円~80円程度でしょうか。つまり、私の見立てでは、同社の株は500円~1600円の価値があることになります。500円であればかなり悲観的、1600円であればかなり楽観的という評価です。2020年4月1日段階時点で同社の株価は602円なので、かなり悲観的に評価されており、買ってもよいということになります。


求められた値の幅が大きすぎであり、ESPやPERを求める方法も不完全で恣意的な値かもしれません。しかし、私にはこの範囲でしか株の価値を測ることができません。ここが自分の限界ではないかと思っています。だから、それでも投資が成功するような方針が必要だと考えています。



続いて投資方針について述べる前に、私がわかることについて簡単にお話しておきます。私には株が大きく過小評価されているか過大評価されているかはわかります。例えば500円~1600円の価値があると評価した株が500円なら過小評価されており、1600円なら過大評価されているというようにです。


また、株の価値が上昇しているのか下降しているのかについてもわかります。会社の業績や競合他社の状況、市場規模やシェアといった情報を丹念に調査することで判断するのですが、もちろん簡単ではありません。売上や利益が増えていても会社内部で問題を抱えている可能性もあるし、そもそも事業環境の良しあしを知ることは非常に難しく、競合他社の情報、市場規模と会社の立ち位置について全くわからないこともよくあります。それでもめげずに何社も調べていると良し悪しを理解できる会社に出会うことがあります。私はそういった会社にだけ投資をすることにしています。


私にわかるのは*2

  • 株の価値が過小評価されているのか過大評価されているのか
  • 株の価値が上昇しているのか下降しているのか

についてです。ただし、これらが分からない会社のほうが圧倒的に多いです。


私に分かること分からないことを勘案し、投資方針を以下のように定めています。

  1. 投資対象を理解できる会社に絞る
  2. 投資対象を価値が上昇している会社に絞る
  3. 投資期間を長期とする
  4. 過大評価されている株を買わない


この4つは、投資で成功する確率を高めるためのものです。分からないものよりも分かるもののほうが評価精度は幾分かマシだろうし、価値が上昇している会社に長期で投資すれば報われる可能性が高いです。また、いくら良い会社でも高すぎる価格で買えば投資としては失敗に終わるでしょう。


残念ながらこの投資方針には失敗したときの損失が大きくなるというデメリットがあります。投資対象を絞り、長期にわたって保有し続けるからです。したがって、失敗を減らすために・失敗を早期に察知するために会社の事業への理解が欠かせません。そのため、「会社の事業に対する理解」というのが私にとっての重要なテーマとなっています。


今回はここまでです。

*1:株価は株の本質的価値に収れんするという前提があります。また、私の投資手法はバリュー投資としては厳密さに欠けます。なんちゃってバリュー投資といったほうがよいでしょう

*2:わかるといっても完全にわかるという意味ではありません。5割~7割程度わかれば上出来といったところでしょうか