株式調査記録

主に日本の株式の調査結果をまとめています

株を長期保有できずに悔しい思いをした話

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わたしの投資方針では「価値が上昇している株を長期で保有する」ことを重視しています*1。長期ってどれくらいかといえば少なくとも10年、できれば20年以上保有*2しないとわたしの投資方針は真価を発揮しないです。しかし、残念なことにわたしは株式を全然長期保有できていません。長くても4年、短いと1年とか半年で売却してしまっています。


わたしが長期保有に失敗して最も後悔*3しているのがピックルスコーポレーションです。わたしは同社の株を2013年5月28日から2016年1月27日にかけて購入し、2017年6月8日から28日にかけて売却しています。最長で4年間保有していたわけです。大体60%くらいの利益を得ましたが、売却せずに保有していれば160%の利益になっていたはずでした。悔しいです。


同社には以下の特徴があり、非常に有望でした。

  • 漬物業界は衰退しており寡占化が進んでいる
  • 衰退していく漬物業界のトップ企業であり、漬物業界の寡占化の恩恵を最も受けることができるポジションにある
  • 大資本が漬物業界に進出するメリットがあまりない
  • 漬物の製造・販売事業は景気循環の影響を受けにくい
  • 売上・利益ともに増加傾向にある


このことは同社の株を売却した2017年6月においても変わっておらず、わたしは同社の株を売却するべきではありませんでした。


わたしが同社の株を売却してしまったのは

  • 一時的に収入がなくなってしまいお金が必要だった*4
  • 資産のほぼすべてが同社の株であり、ピックルスコーポレーションに全財産がゆだねられている状況が怖かった

といった理由があります。


要するにビビってしまったわけです。ちなみにピックルスコーポレーションの失敗の前には神戸物産でも似たようなことをやっています。神戸物産の場合は同社のレバレッジかけまくりの経営が怖くて長期保有できなかった。そのときの自己資本比率は24%くらい。低すぎるということもないんですが、ビビりの自分には耐えられませんでした。


ピックルスコーポレーションと神戸物産での失敗を振り返ると

  • 1つの銘柄に全財産を投じず、ある程度分散する
  • イケイケの投資をしており、自己資本比率が低い会社には投資しない

といったことに留意しないと、わたしには株を長期保有できない*5ということがわかります。さらに言えば自分が臆病者だということもよくわかりました。


なのでわたしは

  • 景気の影響を受けにくい事業をやっている
  • 収益がストック型である
  • 成長のために大きな資本を必要としない
  • 利益剰余金が積みあがっている
  • 競争優位性があるか、大資本が参入しにくい事業をやっている

ような安全な銘柄に投資するのが向いているわけです。



今回書いた内容は私の場合であって必ずしもほかの方に当てはまるわけではありません。ですが、もしこの内容が参考になればうれしいです。


今回はここまでです。

*1:その理由については投資方針について述べた記事に記載しているので、そちらをご覧ください

*2:会社の価値が上昇していなかったり、当初の目論見が外れたら売ります。そもそも20年も価値が上昇し続ける会社ってそうそうないです。ここでは10年20年保有し続けられるような会社を選定できた前提で書いています

*3:確かに後悔しましたが悪いことばかりではありませんでした。後悔したからこそ学んでいけましたし、キャッシュポジションを得たことで銘柄調査の意欲が高くなって銘柄調査の能力は向上したからです

*4:お金は必要でしたが、ピックルスコーポレーションの株をすべて売却する必要はありませんでした。このことを考慮すると、同社の株を保有し続けられなかったのは1点集中のリスクに恐れをなしたからなんでしょう

*5:言い換えると投資のパフォーマンスが向上しないということです。