株式調査記録

主に日本の株式の調査結果をまとめています

竹本容器の業績と動向を振り返る(2020年10月)

はじめに

竹本容器の直近の決算はそこそこ良かったので株価が上がり、ポートフォリオに占める割合も5割弱まで増えている。竹本容器の動向がポートフォリオに与える影響が大きくなっているので同社の動向について簡単に振り返ってみることにした。

直近の業績と動向

竹本容器の業績は2019年以降はやや伸び並んでいるように見受けられる。少なくとも2018年以前の成長率は維持できていない。しかし、最新決算である2020年2Qの売上は調子のよかった2018年並み、営業利益は過去最高であり、悪くない値であった。これを好感してか同決算までは株価は下降トレンドであったが、上昇トレンドへ転じている。


2020年4月から稼働している「TOGETHER LAB」はスタンダードボトル事業のノウハウを活用したカスタムボトル事業のための開発拠点であり、するべき投資をしっかりやっている。スタンダードボトル事業とカスタマイズボトル事業では顧客は異なるが、容器に関する経済的な合理性を提供するという点においては共通である。その提供価値を強化するという意味において「TOGETHER LAB」は有益であると考える。

ただ、カスタムボトル事業では竹本容器よりもシェアを持つ会社があり、顧客との共同開発も行っている(例えば吉田プラ工業)。これらの会社と差別化が図れるのかが懸念事項である。もしかしたら、カスタムボトル事業の上位2社と竹本容器とではターゲットとする顧客が異なる可能性もあるが、それについてはよくわからない。


インド、オランダ、アメリカは今のところ利益は出ていない。海外事業についてはうまくいくかは未知数。

おわりに

竹本容器の近年の業績はやや伸び悩んでいるが堅実にするべきことを行っていると評価している。同社のスタンダードボトル事業における強みは健在であると考えており、このまま株式を保有しても問題ないと判断する。


今回はここまでです。