株式調査記録

主に日本の株式の調査結果をまとめています

クエの株式投資 初心者講座 第1回「はじめに」

はじめに

はじめまして
クエです

わたしは2013年から日本の個別銘柄に投資をしています。特に素晴らしい投資成績を上げたわけではなく、遊びに行くお小遣いを稼いでいる程度の投資家です。かれこれ8年くらい個別の株式に投資をしているわけですが、ようやく株で安定して利益を出すために何が大切なのかが自分なりにわかってきました。ここではそれをまとめています。


つまるところこの記事は投資を始めたばかりのころの私や初心者が安定して利益を出すために何が必要なのかということをまとめたものになります。ご注意いただきたいのは、この記事は市場ポートフォリオを上回るリターンを得る投資手法を教授するようなものではなく、あくまでも「初心者」が個別株への投資でそのリスクの高さに見合うリターンを得るためのものだということです。そのため、手間暇かけて個別株に投資するのだからリスク以上のリターンを得たいという読者には物足りないでしょう。また、「初心者」に向けた内容ではありますが、実践が簡単とは限りません。あくまでも「利益を出すために必要なこと」「合理的な手法や考え方」を述べています。


この記事が読者の方の役に立つとうれしいです。

対象となる読者

概要

対象とする読者は業績を手掛かりに株に長期で投資したいと考えている方で、なおかつ、初心者の方となっております。また、投資対象となる会社を調べる時間をとるつもりがある方向けです。

  • 個別の株に投資したい
  • ファンダメンタルを重視して投資したい
  • 長期投資がしたい
  • 株を始めたばかりの初心者
  • 投資対象となる会社について時間をかけて調べてもいいと思っている(株が好きである)


以下のような方向けの内容ではありませんので注意してください。

  • トレードがしたい
  • インデックス投資信託に積み立て投資したい
  • 会社について調べる時間を取ることができない
  • 株の初心者ではなく、高度なことが知りたい(リスク以上のリターンを得る方法など)


日本ではFXやデイトレ(テクニカル)、インデックス投資信託による積み立て投資、優待株投資などのほうがメジャーで、ファンダメンタルを重視した株への投資、特に長期投資をされている方は少数派であるように思います。この記事はそんな少数派の方向けに書かれたものです。

また、株を始める前にすくなくとも以下の4つのことをやっておく必要があります。

  1. 生活に必要なお金以外の余剰資金を準備する
  2. 証券口座の開き方や、株とは何かといった最低限の知識を知っておく
  3. パソコンを使って情報収集できる環境を作ること、表計算ソフトが使えるようにすること
  4. 銘柄について調査したり、不足した知識を得るための時間つくること

株を始める前にやっておくべき4つのこと

生活に必要なお金以外の余剰資金を準備する

家計が赤字なら投資なんてやっている場合ではないですし、何かあった時の貯金がないなら投資の失敗が生活の破綻につながってしまいます。自分が病気になって一時的に働けなくなったときに頼りになる貯金はあるでしょうか。一時的に職を失ったときにしばらく生活できるだけの貯金はありますか。投資はこれら以外のお金でするべきです。もしも、お金がないのであれば支出を見直したり、働いていないのであれば働いて家計を黒字化したりして、貯金を作ってください。もし、十分な貯金がないのに投資をするのであれば、投資に失敗した際のリスクがとても大きいことを認識したうえでやってください。

証券口座の開き方や、株とは何かといった最低限の知識を知っておく

株をするには最低限の知識が必要です。どうやって株を買ったらいいのかわからない。PERってなに?ROEって何?営業利益って何?という状態では株なんてやっていられません。こういった基本的な知識をここで解説してもいいのですが、すでに先人が分かりやすくて詳しい情報を無料で公開していますのでそちらを参照いただき、最低限必要な知識を身に着けてください。

以下のwebページの「株式投資の基本」「株式投資の応用」「株式投資の実践」を読んでいただければ十分です。

やさしい株のはじめ方


知識についてはどこまでわかっていればOKという明確な基準はないので(何も知らないという状態でなければ)、上記のサイトを一通り読むくらいにして実際に株を始めてしまったほうが良いです。はじめてみたらわからない点がたくさん出てくるので、そのたびに調べるというスタンスでいきましょう。

パソコンを使って情報収集できる環境を作ること、表計算ソフトが使えるようにすること

会社の業績を調べて情報収集をするうえでパソコンはあったほうがいいです。スマホでも開示資料を読むことはできますが、効率は悪いです。必須とまでは言えませんが、パソコンがないのであれば情報収集面でかなり不利だということは覚えておいてください。また、銘柄分析の際に表計算ソフトを使うのでエクセルやオープンオフィスなどを使えるようにしておいてください。

銘柄について調査したり、不足した知識を得るための時間つくること

これを一番重視しています。個別の株への長期投資を志向するのであれば、銘柄について調査する時間を取れないと厳しいです。また、財務諸表の読み方や不明な用語を調べることも必要です。購入対象となる銘柄であれば1銘柄当たり3時間くらいは調べる時間を取って調査したほうが良いです。すべての銘柄について3時間かけろというわけではないです。はじめに30分くらいかけて大まかに調べてよさそうだと思ったら時間をかけて調べてみるといった感じです。また、銘柄を調査する際に財務諸表を読むことになりますが、これについては書籍を買うなりして学ぶ必要があります。自分の大切なお金を投資するのですから、それくらいの苦労は覚悟してください。もしも、それが難しいようであれば個別株への投資はあきらめてください。

どうしても銘柄を調べたり、不足した知識を補うには時間が必要で、そのために時間をかけることができないなら個別株はやめておくべきです。大きな損失を被ることになります。そういった方はiDeCoやNISAの枠でインデックス投資信託を使った積み立て投資をお勧めします。こちらでも損失を被る可能性があるというのは同じですが、個別株と比較すればリスクは小さいです。また、こちらの方法でも学ぶ必要はありますが、個別株と比較すれば必要な時間は少なくても済みます。個別の銘柄を調査したり、決算のチェックをするのはどうしても時間がかかります。なので忙しくて投資に避ける時間が少ないという方にはお勧めできません。やや厳しい言い方になってしまいましたが、この記事は株を面白そうだと思っていて時間をかけても構わないような奇特な方に向けたものだということをご理解ください。

基本的に株式投資にかかわる用語の類は解説していません。そういったものはインターネットで検索すればわかるからです。もしわからない用語があれば随時調べてください。この記事に書いているのはインターネットで検索しても正解がわからないようなものに絞るようにしています。