プログラミングと株式投資のブログ

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ポートフォリオの状況(2021年4月末まで)

わたしのポートフォリオの状況です。2019年11月末を100とした場合の値です。

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4月末で118ポイント、昨年の9月末は121ポイントなので3ポイント減といったところです。証券口座の入出金はありません。

銘柄 2020年9月末 2021年4月末 増減
竹本容器 58 51 -7
日本ケアサプライ 25 27 +2
プラネット 12 13 +1
現金 25 26 +1
合計 121 118 -3


竹本容器の下落を他が補っても全体としては減少となっているといった感じです。現金が増えているのは入金したのではなく配当金です。本当は各銘柄に振り分けたいのですが面倒なので現金に入れています。


竹本容器についてですが最新の決算は前年よりも良かったようですが、前年の1Qは業績が悪かったし、調子が良いころの決算と比較すると業績は劣るので保守的に見ています。株価は反応するかもしれませんが楽観しないようにしたいです。ただ、この会社のCFはとても良いので安心して保有できます。新型コロナウイルス流行のため投資を手控えたとはいえ2020-12期は前期と比較して20億円も現金が増えています。脱プラスチックの影響は心配ではありますが、現時点では大きな障害となっていないと判断しています。インド子会社の減損もあって株価が大きく下落しましたが、短期的に判断する内容ではないので10年後にインドへの投資の成否を判断したいと思っています。この株価の下落は慌てすぎだなぁって思います。逆に株価が上がりすぎていたとも考えられますが、まぁ、もう少し落ち着いて長期で見ていきたい銘柄です。


日本ケアサプライは利益が大きく伸びています。コロナによる営業自粛の影響による利益増加がどの程度あるかわからないので後々減益とかありそうで怖いですが、素直に喜んでいます。あと、この会社はレンタル資産の償却期間がとても短く設定されておりレンタル資産への投資を加速させると利益が大きく目減りするので、そのタイミングで株価が下落したら買い増したいなぁなんて思っています。


プラネットは平常運転で、特に変わり映えがありません。前期よりも業績が良くなりそうで株価は回復基調です。大きく売上や利益が増えることもない反面、減ることもないという平和な銘柄です。このくらいのペースで業績も株価も上がっていってほしいです。



保有銘柄ではありませんが、ファンデリーの決算が思わしくないですね。ですが、工場の立ち上げは本当に難しいのでノウハウがないのであれば当然そうなるというような決算でした。また、売り先もめどが立っていないようにみえるのでこの会社の社長は投資家に対して誠実じゃないなぁと思ってしまいました。さらに、本業の病院紹介型の宅配弁当もコロナで営業が上手くいっておらず減益となっています。本来であれば本業に力を入れるべきだと思うのですが、新しく始めた一般向けの宅配弁当事業をケアせざるを得ないので本業にとっては良くない状況といえるでしょう。ただ、本業のビジネスの強みといえる紹介ネットワークは強固でこの程度でぐらつくようなものではないと思うので、当面は安定した収益源となってくれるでしょう。強みを持たない領域にビジネスを拡大するとロクなことにならないので、ファンデリーの業績が回復するのは簡単ではないなと思っています。逆張りが好きなのであれば社長を信じて投資するのも面白いのかもしれませんが、わたしはこういう賭けにはめっぽう弱いので触るつもりはないです。Twitterでいきなりステーキは社長にレバレッジがかかっているみたいなツイートを見たことがあるのですが、ファンデリーをみて、なるほどなぁと納得感があります。経営者リスクもきちんと考えないといけないですね。扶桑化学もよさげだと思っていましたが、考え直した方が良いかもしれません。


こちらも保有銘柄ではありませんがOATアグリオの大型買収後の業績がようやく安定してきたなぁと決算を見ていて思いました。特に営業CFがきちんと増加していることが確認できて安心感があります。クリザールを買う価値があったかはもっと長期のスパンで評価しないとわからないのですが、ファンデリーと比較して無理のない投資ではあったのかなと思います。ただ、高い買い物になったのかもという思いもあります。自分はこういった大型の投資について評価する能力は今のところないのでファンデリーやOATアグリオには触らないほうがいいなぁと判断しています。


今回はここまです。