はじめに
見掛け粗鋼消費量とは粗鋼生産量 + 輸入量 - 輸出量で算出される値で、ある国の鉄鋼の需要量を表しています。今回は鉄鋼の需要量を示す統計値である見掛け粗鋼消費量の調べ方についてご紹介します。
2020年8月1日追記
ホームページの構造が変化したので内容を更新しました。
見掛け粗鋼消費量の調べ方
まず、世界鉄鋼協会のホームページにアクセスします。
ホームページにアクセスすると以下の図のように世界鉄鋼協会のトップページが表示されるので、上部のメニューバーの「Steel by topic」をクリックします。プルダウンが表示されるので「Statistics」をクリックします。
Steel Statistics(鉄鋼統計)のページが表示されるのでData Reportをクリックします。
World Steel in Figures(図表で見る世界の鉄鋼)のページが表示されるのでSteel Statistical Yearbook(鉄鋼統計年鑑)をクリックします。
Steel Statistical Yearbook(鉄鋼統計年鑑)のページに各年の統計年鑑へのダウンロードリンクがあるので、適当な年(下図では2018年)のリンクをクリックし、PDFファイルをダウンロードします。
以下の図はダウンロードしたPDFファイルの目次です。鉄鋼統計年鑑には鉄鋼に関わる様々な統計表が記載されています。ここでは見掛け粗鋼消費量を知りたいので目次からApparent Steel Use(crude steel quivalent)[粗鋼相当の見掛鉄鋼消費]のページ番号を確認します。下図では77ページに知りたい統計情報が記載された表があるようです。
以下の図はApparent Steel Use(crude steel quivalent)[粗鋼相当の見掛鉄鋼消費]を示す表です。2008年から2017年までの各国ごとの見掛け粗鋼消費量が記載されています。
おわりに
世界鉄鋼協会のホームページでの「見掛け粗鋼消費量」の調べ方を紹介しました。
今回はここまでです。